吉岡拓也とは?
どうも、こんにちは。吉岡拓也です。
石川県金沢市に住んでいます。スモールホテルビジネスの専門家です。民泊やゲストハウス、エアビーオーナーにビジネスモデル構築や集客、システムの導入支援をしています。
開業支援
WEB集客
PMSやサイトコントローラー導入支援
業務の自動化

今回お届けするノウハウはこちら
旅人→民泊で起業
2014年10月。娘が生まれた10日後でした。
石川県金沢市にある空き家を借りて、民泊ビジネスを開始しました。初めはお金がなかったので、自分で壁をペンキ塗ったり、リサイクルショップで家電製品をかき集め、翌年の2015年5月に開業に漕ぎ着けました。
1番初めのゲストは、香港人のクリスでした。Airbnbから入った予約です。
今でも初めて予約が入った瞬間の興奮や、チェックインを待つ時間の不安な気持ち、無事彼女を迎え入れた時の安堵感を思い起こすことがあります。
以降、毎年一軒づつ金沢市内で宿泊施設を開業し運営しています。(コロナ禍で1軒潰してしまいましたが、現在は5軒あります。)
それ以外にも宮古島のバケーションレンタルの開業立ち上げや、老舗温泉旅館へのシステム導入、国登録有形文化財の古民家を利用した宿の集客支援など、スモールホテルオーナーのためにコンサルティングとして活動しています。
そもそも20代の頃はバックパックを背負い旅ばかりしていて(3年で55カ国行きました)、自分の好きな旅が仕事になればいいなと安易な気持ちで民泊を始めました。
予想以上に好きなことを仕事にするのは大変だし、続けていくのはさらに大変ですが、自分が蓄えた知識やノウハウ、失敗の数々をあなたにも共有したいと思っています。

仕組み化でシステマティックに運営するノウハウ
開業当初は宿の運営に関して右も左も分からず、1日の仕事が終わった後に、寝る時間を削って予約管理や経理業務をしていました。当時は下の娘が2歳だったのですが、深夜に家に帰ると、すやすやと寝ている彼女の寝顔を見るのが習慣となっていました。
その時感じたのは、自身は旅が好きで宿を開業したのに、なぜこんな無駄な作業を夜中までしているのかと。家族を犠牲にしてまで、自分は重要な仕事をしているのだろうかと。今の時代、スマホやPCがあるにも関わらず、現場に縛られ、同じ作業を何度も何度もやっている。
もっと、楽ができるんじゃないかと。
理想と現実のギャップを埋めるため、ホテルのWEB集客、システムや仕組み化を片っぱしから調べ実践してきました。サイトコントローラーやPMSに始まり、決済周りやメール送信の自動化、オンラインチェックイン、スマートキーの導入、OTA管理、Wordpress、セールスライティングなど。
それからです。宿の経営が変わったのは。もう
- No showで取りっぱぐれることもないし、
- エクセルの予約管理でミスってダブルブッキングでゲストに平謝りすることもない。
- 鍵の受け渡しのために現場に縛られることもないし、
- 何度も繰り返される電話やメール地獄に悩まされることもない。
その結果じぶんの時間が増えて、「集客」に使う時間を捻出することができ、長期的に宿の戦略を立てられるようになりました。そして家族との時間も以前よりたっぷり取れるようになりました。
今では7歳になった娘はパパの言うことをあまり聞かなくなってしまったけれど。

(月に一度は家族で旅行しています。↑カヤックを漕ぐ9歳の息子)
正社員を雇用せずに
「個人」でホテルを運営する方法
ご存知だと思いますが、宿泊業というのは全ての業種の中で毎年ダントツで生産性が低いんです。IT業が600万円なのに対して、宿泊業は125万円ですよ…
そもそも宿泊業と言うのはやることがたくさんありすぎるんですよね…チェックインに、電話対応やメールの返信、ホテル予約サイトの更新や食材の仕入れ、設備の修理や管理、従業員のシフト決めて、清掃のチェックや管理、消耗品やリネンの発注、税金の申告など。
これでは長時間労働が当たり前になっています。これは何とかしなければならないですよね?
追い討ちをかけるかのように、人手不足と人件費高騰の問題があります。もう無駄な仕事をこなすために正社員を雇って運営している場合ではありません。
運営の生産性を上げ、今後さらに高くなっていく人件費を削減するためには、運営を自動化して意図的にあなたの「時間」を作らなければなりません。それこそが「個」で勝負するスモールホテルの宿命です。
僕が伝えたいのは、正社員を雇用せずに「個人」で ホテルを運営する方法です。

これは、僕らが導入している宿泊施設の自動化5ステップです。簡単に紹介しますね。
①予約はオンラインのみ
すべてオンラインのみで受け付けています。 ホテルの予約チャネルは、おおむねこの3つ(①電話 ②リアルエージェント ③オンライン宿泊予約サイト)ですが、①と②を捨てることで、予約管理の手間を省きかつ人為的なミスをなくします。
②チェックイン2日前に事前決済
チェックイン時に現金やクレジットカードでの支払いプロセスがあると、レセプションの人件費がかかります。支払いは、チェックイン2日前に、予約時に登録して頂いたクレジットカードから自動で宿泊料金を引き落とします。Stripeという決済代行システムを使い、全て自動で行うので、決済忘れもないし宿泊料金を間違えることもありません。
③チェックイン前にオンライン台帳
チェックイン時に紙の宿泊台帳に名前や住所書くの、面倒極まりないですよね。しかも職業まで。 あれ、旅館業法で義務付けられてるんです。 なのでホテル側も無駄と思ってても、やらざるをえません。やらなくちゃいけないからやるんですが、もっとスマートな方法があります。
それはチェックイン前にオンラインで記帳してもらう方法です。セルフチェックインサービスを使ってもいいですし、Wordpressが触れるなら自作も可能です。
④客室の鍵のパスワードを自動送信
客室の鍵の受け渡しがあると様々なトラブルが発生します。 よくあるのは、ゲストが鍵をなくしてしまうことですね。 またホテル側も大量の鍵を保管・管理するの、地味に面倒なんですよね。
私たちは「リモートロック 」というWifi型のスマートロックをエントランスと全客室に設置しています。リモートロックが優れているのは、ゲストの予約毎に自動でパスワードを発行してくれることです。発行されたパスワードをチェックイン前にメールで伝えることで、チェックイン時に鍵の受け渡しが不要になります。もちろん、メールは自動で送信が可能です。
⑤チェックイン&アウト
あとはチェックイン日を迎えるだけです。 と言っても特段何もすることはありません。 ゲストは発行済みのパスワードで入室し、一晩を過ごし、チェックアウトしていきます。パスワード式の鍵なので鍵の受け渡しや返却もないし、料金は支払い済みなので精算も必要ありません。滞在中に何かトラブルがあれば、もちろんケアはしますが、これで人を介するチェックイン/チェックアウト業務がが完全になくなります。
空いた時間で何をしますか?
自動化5ステップ、どうでしょうか?
楽そうですよね?
これで、オーナーであるあなたが毎日つきっきりで予約管理をすることはなくなります。システムが自動で行うからです。人手不足・人件費高騰・教育コストなどスタッフを雇うことには多くの課題がつきまといますが、そんな心配も不要です。システムがミスなく行うからです。
そしてシステム導入により業務を自動化することで、あなたには十分な時間が手に入ります。あなたは余った時間で何をしますか?
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マーケティング、コンテンツの作り方、システム、業務の自動化などホテルオーナー向けに価値あるリソースを提供しています。
実績紹介
アパートメントホテル
ワーケーション特化の長期滞在者向けの宿泊施設

滞在型レジデンスホテル
キッチンや洗濯機が完備された、1泊20,000円以上の滞在型レジデンスタイプのホテル

ゲストハウス
全25室収容規模100人の超大型ゲストハウスや、
ドミトリーに特化したカプセルタイプのゲストハウス

その他コンサルティング先の宿泊施設
- 築100年を越えた金澤町屋を利用した一棟貸しタイプのバケーションレンタル
- スキー場の目の前にある温泉付きペンションの再生
- 地方の限界集落に立つ、国登録有形文化財の巨大な古民家を利用した宿
- 沖縄の離島にあるプール付きの高級バケーションレンタル
開業のサポートや運営を行なってきました。
その数は20棟を超えます。(これらはほんの一例です。)

こちらは僕のAirbnbのホストアカウントです。
民泊のビジネスオーナーとして、過去7年間でAirbnbで2,000件以上の予約を受けました。
レビューの総数も1300件を超えています。
日本では屈指のAirbnb販売実績です。

もしあなたがスモールホテルの開業/集客/運営/自動化/について知りたいと思ったら、少なくとも話を聞くに値する人間ではないでしょうか。
とはいえ、ここではギラギラした感じで、スーツで腕組みして「民泊で儲けよう!」「たった3ヶ月で自動化!ハンズオフで収益化」みたいな極端で派手な話をするつもりはありません。
小規模宿泊施設ビジネスにどのように向き合えば、あなたの利益や時間が増えるか、誠実な話をしたいと思います。

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