吉岡拓也とは?
どうも、こんにちは。吉岡拓也です。
石川県金沢市に住んでいます。スモールホテルビジネスの専門家です。民泊やゲストハウス、エアビーオーナーに開業サポートやWEB集客、システムの導入支援をしています。
開業サポート
WEB集客
PMSやサイトコントローラー導入支援
業務の自動化
M&A支援
宿泊業に携わるようになり13年経ちますが、経歴や実績、これまでの苦悩をこちらでご紹介しますね!
ゲストハウスで起業
2014年10月。娘が生まれた10日後でした。
石川県金沢市にある空きビルを家賃14万円で借りて、宿泊ビジネスを開始しました。サラリーマン時代に貯めた300万円を握りしめ、父親から400万円、日本政策金融公庫から400万円を借りて、合計で1,100万円でのスタートです。
当時は今ほど宿を開業するための情報がなかったので、ネットの海を彷徨ったり、すでに先行して宿を開業している先輩の話を聞きに行ったりして、試行錯誤したのを覚えています。
ぼくが一番初めに作った宿は、Good Neighbors Hostelという名前のゲストハウスでした。1泊2,500円で泊まれるバックパッカー向けの安宿です。
幸運なことに、ゲストハウスを開業した2015年は、北陸新幹線が開通した年でした。そのため開業した途端外国人旅行者が殺到し、すぐに年間の稼働率が9割を超えました。
ちなみに1番初めのゲストは、香港人のクリスでした。Airbnbから入った予約です。今でも初めて予約が入った瞬間の興奮や、チェックインを待つ時間の不安な気持ち、無事彼女を迎え入れた時の安堵感を思い起こすことがあります。
以降、毎年一軒づつ金沢市内で宿泊施設を開業し運営しています。(コロナ禍で1軒潰してしまいましたが、現在は9軒あります。このページの最後にご紹介しています。)
予想以上に好きなことを仕事にするのは大変だし、続けていくのはさらに大変ですが、自分が蓄えた知識やノウハウ、失敗の数々をあなたにも共有したいと思っています。
3年50カ国
そもそも20代の頃はバックパックを背負い、旅ばかりしていました(3年で50カ国行きました)。
インドを半年かけて1周したこともあるし、チベット人に変装してチベット自治区にヒッチハイクで不法侵入したこともあるし、コロンビアのボゴタでスペイン語を勉強するために半年間住んだこともあります。
宿泊した宿も300軒を超えました。今になって思えば、この旅の経験が今の宿泊ビジネスに繋がっているのかなと思います。
辛酸と苦悩
今でこそ順風満帆な宿運営ですが、開業してからずっと穏やかだったわけではありません。
ざっと当時の課題や苦悩を挙げてみます。
- スタッフがすぐ辞める
- スタッフ同士が仲違いをする
- 予約管理に仕組みやルールがない
- No showで取りっぱぐれ
- ゲスト対応で現場に縛られストレス
- ゲストから何度も繰り返される電話やメール地獄
- 競合が増えて価格競争
上記に加えて、仕事が忙しすぎて家族との時間があまり持てなかったのが一番辛かったです。
開業当初は宿の運営に関して右も左も分からず、1日の仕事が終わった後に、寝る時間を削って予約管理や経理業務をしていました。当時は下の娘が2歳だったのですが、深夜に家に帰ると、すやすやと寝ている彼女の寝顔を見るのが習慣となっていました。
旅が好きだから旅が仕事になったら最高だな、なんて甘い考えで起業したので理想と現実のギャップに死にました。
(追記)
2020年〜2023年はコロナ禍となり、コロナ前は外国人からの売上が7割あった弊社は文字通り瀕死となりました…
何度も死んでますね。
仕組み化とWEB集客でシステマティックに運営するノウハウ
自身は旅が好きで宿を開業したのに、なぜこんな無駄な作業を夜中までしているのか…
家族を犠牲にしてまで、自分は重要な仕事をしているのだろうか…
今の時代、スマホやPC、さまざまなシステムがあるにも関わらず、現場に縛られ、同じ作業を何度も何度もやっている…
もっと楽ができるんじゃないか?と思ったんです。
理想と現実のギャップを埋めるため、ホテルのWEB集客、システムや仕組み化を片っぱしから調べ実践してきました。
サイトコントローラーやPMSに始まり、決済周りやメール送信の自動化、オンラインチェックイン、スマートキーの導入、OTA管理、Wordpress、セールスライティングなど。
それからです。宿の経営が変わったのは。もう
- No showで取りっぱぐれることもないし、
- エクセルの予約管理でミスってダブルブッキングでゲストに平謝りすることもない。
- 鍵の受け渡しのために現場に縛られることもないし、
- 何度も繰り返される電話やメール地獄に悩まされることもない。
- そして競合と差別化できる集客のノウハウも身につけた。
その結果じぶんの時間が増えて、長期的に宿の戦略を立てられるようになりました。そして家族との時間も以前よりたっぷり取れるようになりました。
今では8歳になった娘はパパの言うことをあまり聞かなくなってしまったけれど(笑)
(月に一度は家族で旅行しています。↑カヤックを漕ぐ10歳の息子)
コロナ禍を契機に、宿をサポートする立場に
本業は石川県金沢市で宿泊施設の運営会社を経営しています。
公式サイト
https://goodneighbors.co
一方で、現在は小規模宿泊施設のコンサルタントとして、南は沖縄県宮古島のヴィラから北は北海道富良野のトレーラーハウスまで、日本全国の宿泊施設のサポート業務をしています。
契機はコロナ禍です。
2020年から始まったコロナ禍のため、自社経営の宿が立ち行かなくなってしまいました。
売上を補填するために空いている時間でコンサルティング業務を始めたのですが、驚いたことにじぶんが今まで経験したこと、学んだこと、ノウハウとして蓄積していたことが、他の宿の経営者の役に立つことが分かりました。
辛酸を舐め、娘と一緒に寝る時間を削ってやっていたことが、こんなところで跳ね返ってくるとは思いも寄らなかったです。
どんなことを具体的にサポートしているかと言うと、
- 宿のコンセプトやUSPの策定
- 公式サイトの作成(主にWordpressを利用)
- PMSやサイトコントローラー導入支援(Beds24、ねっぱん)
- OTAセットアップ(チャネル戦略含め)
- 宿業務の自動化(自動メール設定、マニュアル作成)
- 宿泊施設の無人化(事前決済導入、スマートロック設定、スマートチェックインシステム導入など)
自分と数人のサポート体制のもと行なっているので、大規模なホテルや一気に何十軒みたいなお仕事は受けることができませんが、新規事業で宿泊施設を開業するけどノウハウがなくて困っているオーナー様の力にはなることができます。
以前のクライアント様の声をこちらに掲載していますので、良かったら読んでみてください。
最近はAirbnbさんと全国の宿泊施設のオーナーさん向けにセミナーを開催しています。
【特化】宿ビジネスニュースレター
Airbnbのハック方法、WEB集客、コンテンツの作り方、業務の自動化などスモールホテルオーナー向けに宿ビジネスで食えるようになるための有益な情報を提供しています。
今後は物件情報や譲渡案件などもニュースレター内で配信予定です。
実績紹介
一棟貸切タイプのバケーションレンタル
8人まで宿泊可能。ビル1棟を改装しました。
滞在型レジデンスホテル
キッチンや洗濯機が完備された、1泊20,000円以上の滞在型レジデンスタイプのホテルです。鍵はリモートロックを採用し、完全に無人化しいてます。
ゲストハウス
全25室収容規模100人の超大型ゲストハウスや、
ドミトリーに特化したカプセルタイプのゲストハウス
その他コンサルティング先の宿泊施設
- 築100年を越えた金澤町屋を利用した一棟貸しタイプのバケーションレンタル
- スキー場の目の前にある温泉付きペンションの再生
- 地方の限界集落に立つ、国登録有形文化財の巨大な古民家を利用した宿
- 沖縄の離島にあるプール付きの高級バケーションレンタル
開業のサポートや運営を行なってきました。
その数は20棟を超えます。(これらはほんの一例です。)
こちらは僕のAirbnbのホストアカウントです。
宿のビジネスオーナーとして、過去9年間でAirbnbで2,500件以上の予約を受けました。
レビューの総数も1500件を超えています。
日本では屈指のAirbnb販売実績です。
Airbnbプロフィールページ
https://www.airbnb.jp/users/show/9028207
以上、簡単な自己紹介でした!
もしあなたが小規模宿泊施設の開業/集客/運営/自動化/について困っていたら、少なくとも話を聞くに値する人間ではないでしょうか。
とはいえ、ギラギラした感じでスーツで腕組みして「民泊で儲けよう!」「たった3ヶ月で自動化!何もしなくても月収100万円!」みたいな極端で派手な話をするつもりはありません。
小規模宿泊施設ビジネスにどのように向き合えば、あなたの利益や時間が増えるか、誠実なサポートをしたいと思います。
【特化】宿ビジネスニュースレター
Airbnbのハック方法、WEB集客、コンテンツの作り方、業務の自動化などスモールホテルオーナー向けに宿ビジネスで食えるようになるための有益な情報を提供しています。
今後は物件情報や譲渡案件などもニュースレター内で配信予定です。